イジー・バルタ 闇と光のラビリンス
Labyrinth of Light & Darkness/span>
イジー・バルタ/ 闇と光のラビリンス
チェコ・アニメーションでもっとも芸術的な作家・イジー・バルタの代表4作品と、シュヴァンクマイエル、コウツキーの短編を特別収録した珠玉のDVD作品集!
DAD07032/カラー/118分/税込4,935円(本体4,700円)/POSコード:4529905207322/1982〜1989年/チェコ/4:3/DVD片面一層/NTSC日本市場向/音声:オリジナル・モノラル/日本語字幕(オン・オフ切替不可)/2007年10月25日発売
手袋の失われた世界
●手袋たちがつづるユニークなパロディ映画史。キートンやチャップリン、ドイツ表現主義、『アンダルシアの犬』、フェリー二、『未知との遭遇』などお馴染みの映画が次々に登場。手袋が主役のアンビリーバプルな世界。(17分/1982年)
見捨てられたクラブ
●廃屋のマネキン人形たちが繰り広げる奇妙な世界。静かな生活を営む家族に、突然乱入したパンク・マネキンたち。乱痴気パーティ、激しい抗争の後、廃屋の中からニューライフが始まる。全篇、レプリカントたちの妖しげなエロティシズムが漂う。(25分/1989年)
最後の盗み
●古屋敷に忍び込んだ泥棒の世のも恐ろしい体験。不思議な人たちと財宝に囲まれた夢の時間は一転して……。モノクロ実写フィルムに一コマ一コマ彩色された幻想的な美しい映像。今もどこかに存在するかもしれない吸血鬼一家のおとぎ話。(21分/1987年)
笛吹き男
●五年の歳月をかけて完成したバルタの新しい解釈による「ハーメルンの笛吹き男」。鉛色の歪んだ街に現れた一人の男。彼は笛を吹くことで欲望の亡者を次々にネズミに変えてゆく。木彫りの人形と本物のネズミの見事な組み合わせ、素晴らしい美術セット、そして音楽。これはパラドキシカルな黙示録である。(53分/1985年)
[特別収録] セルフポートレート
●バルタ、コウツキー、シュヴァンクマイエル3人の監督がアニメーションの技法を使って自分の顔を描く。(2分/1988年)