国内外の映像アート作品の上映、レクチャーを定期開催。古典的名作 から、最新の実験映画まで

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2005/10/14,16

ジョージ・グリフィンとニューヨーク
インディペンデントアニメーション傑作選
ジョージ・グリフィンは、アメリカの本質的なインディペンデント・アニメーターとして、ジャンル分けの困難な作品を制作している。彼の作品で興味深いのは、彼はめったにテーマやスタイルを繰り返さないが対象へのアプローチは実に多彩であることである。『ヘッド』や『Lineage』などの作品ではアニメーションに実写やフリップブック(パラパラマンガ)、トリック写真を混ぜて表現を探求している。一方で、はっきりとした物語性の作品も制作する。
(アン・C・フィリポン/「ジョージ・グリフィンへのインタビュー」より)

ジョージ・グリフィン
テネシー生まれ。ダートマス大学卒業後、1967年にNYのマンガスタジオに弟子入り。ロバート・ブリアやスタン・ヴァンダビークに影響されて、自作の装置で作った多様なアニメーション作品を制作、以降40もの作品を制作し、アニメーション技法を駆使したフリップブックを制作。一方、彼のスタジオ(メトロポリス・グラフィック)ではホンダや日立などのCMも制作した。2004年、彼の実験アニメーション作品集「GRIFFITI ARCHIVE」のDVDが発売された。

上映作品
●Aプログラム-ジョージ・グリフィン作品集
アカデミー・リーダー 16ミリ/1分/1984トリック・フィルム1 16ミリ/1分/1973
トリック・フィルム3 16ミリ/4分/1973
ビューマスター 35ミリ/3分/1976
ヘッド 16ミリ/11分/1975
手合わせ 16ミリ/5分/1978,2004
Lineage 16ミリ/29分/1979
チケット 35ミリ/11分/1985
Ko-Ko 35ミリ/3分/1988
ドタバタ騒ぎ 35ミリ/7分/1981
リトル・ルーチン 35ミリ/7分/1994
※すべてビデオ版で上映

●Bプログラム
Avoid Eye Contact
このプログラムはニューヨークで活動するインディペンデント・アニメーターの特集である。日本でも著名なビル・プリンプトンや、数少ない国内映画祭の上映で強烈な印象を与えた傑作アニメーションをプログラム。
グラフィティのような力強い線画や、無邪気なセックス、黒いユーモアなどは日本のデジタル・アニメーション作品にはあまり見られないが、ポップな残虐性、必要以上に醜悪でよわよわしいキャラクター造形は日本の作品にも通じる部分がある。そして、すべての作品はカートゥーンの伝統とオルタナティブの精神が息づく中毒性の高い作品群である。(澤隆志)

バスタイム・イン・クラーケンウェル
アレクセイ・ブドフスキイ/3分/2002
5つの変態的寓話 ザイーヌ・ボウマン/7分/2002
ラヴ・ストーリー ザイーヌ・ボウマン/4/分/1998
ドリンク パトリック・スミス/5分/2001
Mr, スマイル フラン・クローズ/9分/1999
SUB ゼッシュ・シュマル/9分/2000
舌切りタクシー マイケル・オーバーベック/8分/2000
ダーティ・バーディ ジョン・ディルワース/8分/1994
ルーフ・セックス PES/2分/2002
おやすみ、ノーマ おやすみ、ミルトン
ジョン・シュナール/6分/1988
女の攻略法 ビル・プリンプトン/5分/1995
腫れの日 ビル・プリンプトン/8分/1998
※すべてビデオ版で上映

Ko-Ko
リトル・ルーチン
バスタイム・イン・クラーケンウェル
女の攻略法
※14日5時の回終了後に作家ジョージ・グリフィンのティーチ・インを行います。チケット半券で参加できます。

受付
当日900円/会員600円/2回券1,500円

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