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No.989 Tokyo Loop
2016 8/5, 19, 9/2, 9 Fri

    会場 Venues

  • イメージフォーラム3F「寺山修司」
    東京都渋谷区渋谷2-10-2
    Image Forum 3rd floor "TERAYAMA SHUJI"
    2-10-2, Shibuya, Shibuya-ku, Tokyo
    TEL. 03-5766-0116

    当日受付 Tickets

  • 入場料:一般700円 会員500円
  • 研究生無料
  • Door: General 700 yen, Members 500 yen


タイムテーブル Schedule

日付 19:30
8/5
8/19
9/2
9/9


  • TOKYO STRUT

    TOKYO STRUT by SATO Masahiko + UETA Mio

  • TOKYO TRIP

    TOKYO TRIP by TANAAMI Keiichi

  • 釣り草

    釣り草 Fishing Vine by SEIKE Mika

  • ゆきちゃん

    ゆきちゃん Yuki-chan by OYAMA Kei

  • イヌとホネ

    イヌとホネ Dog & Bone SHIRIAGARI Kokobuki

  • 公衆便女

    公衆便女 public convenience by Tabaimo

  • <blink>トウキョウ</blink>

    <blink>トウキョウ</blink> <blink>Tokyo</blink> by UDA Atsuko

  • BLAK FISH

    BLAK FISH by AIHARA Nobuhiro

  • アンバランス

    アンバランス Unbalance by ITO Takashi

  • tokyo girl

    tokyo girl by SHIMAO MAho

  • 声が出てきた人

    声が出てきた人 Manipulated man by WADA Atsushi

  • ニュアンス

    ニュアンス NUANCE by MURATA Tomoyasu

  • はしもと

    はしもと Hashimoto by FURUKAWA Taku

  • フンコロガシ

    フンコロガシ Funkorogashi by KURI Yoji

  • FIG/無花果

    FIG/無花果 Fig by YAMAMURA Koji

  • 12 O’CLOCK

    12 O’CLOCK by IWAI Toshio



  • 『TOKYO LOOP』予告篇
    ※予告篇は2006年劇場公開時のものです。2016年12月23日の公開予定、特別鑑賞券の発売はありません。


  • イントロダクション Introduction

    先端が、揃った。2006年、二度と再現できない豪華16作家の奇跡の出会いが、アニメーションの新しい扉を開いた。アニメーション生誕100年を記念して日本の先鋭的クリエイターが集結し、世界を驚愕させた傑作オムニバス・アニメーション『Tokyo Loop』。華麗でパワフル、アートにしてエンターテインメント。現在の日本アート・アニメーション・シーン隆盛の嚆矢となった、坩堝TOKYOからインスパイアされた濃密な世界。
    音楽:山本精一/デジタル/75分/2006/日本

    Celebrating 100 years of animation, 16 artists, inspired by the lively metropolis, Tokyo, seeks to expand the boundaries of this media.

    参加作家 the artists

    佐藤雅彦+植田美緒 SATO Masahiko + UETA Mio
    田名網敬一 TANAAMI Keiichi
    清家美佳 SEIKE Mika
    大山慶 OYAMA Kei
    しりあがり寿 SHIRIAGARI Kotobuki
    束芋 Tabaimo
    宇田敦子 UDA Atsuko
    相原信洋 AIHARA Nobuhiro
    伊藤高志 ITO Takashi
    しまおまほ SIMAO Maho
    和田淳 WADA Atsushi
    村田朋泰 MURATA Tomoyasu
    久里洋二 KURI Yoji
    山村浩二 YAMAMURA Koji
    岩井俊雄 IWAI Toshio




    佐藤雅彦

    東京藝術大学大学院教授。プレイステーションソフト「I.Q」、NHK教育テレビ「ピタゴラスイッチ」の企画・監修、”脳科学とアニメーション”の研究など、新しさと原理的普遍性を持った表現の可能性を模索する。


    植田美緒

    慶應大学佐藤雅彦研究室の卒業生からなる注目のクリエイティブ集団・ユーフラテスのメンバー。「フレーミー」「10本アニメ」など、ピタゴラスイッチのアニメーターをつとめる。


    田名網敬一

    美術家、映像作家。アニメーションや版画、イラストレーション、エディトリアル・デザインなど多方面で活動するなか、70年代より実験映像を制作。国内外での個展、上映多数。「PLAYBOY」誌日本版初代アートディレクターであり、日本のビジュアル表現におけるサイケデリックの巨人である。最新作に『笑う蜘蛛』(16)。


    清家美佳

    アニメーション作家。実写をコラージュして動く銅版画の様なCGを制作、『蛾のいるところ』(03)でロッテルダム国際映画祭正式招待。以降、『二層の葛』(04)、『お向かいさん』(07)、『蛾鑑』(12)で国際映画祭での上映多数。最新作『ふりだし』(16)では新境地を切り開き、いっそう注目を集めている。


    大山慶

    映像作家。『診察室』(04)のカンヌ国際映画祭監督週間招待上映、アルスエレクトロニカ入賞で一躍脚光を浴びる。『HAND SOUP』(08)でオランダアニメーション映画祭グランプリ、アニメーテッド・ドリームス グランプリなど受賞多数、その評価を不動のものとした。現在はアニメーションスタジオ「CALF」の代表を務める。


    束芋

    美術家。『にっぽんの台所』がキリンコンテンポラリー・アワード最優秀作品賞(1999)、アニメーションを駆使した展示作品が「動く浮世絵」と称され、2001年第1回横浜トリエンナーレ、2002年サンパウロ・ビエンナーレ、2006年シドニー・ビエンナーレ等数々の国際展に出品。2011年ヴェネチア・ビエンナーレ日本館代表。近作に『あいたいせいじょせい』(15)など。


    宇田敦子

    映像作家。webドラマ『Cinepoly』がキャノン・デジタルクリエイターズ・コンテストweb部門グランプリ、『A Couple』がNHKデジスタ・アウォードweb部門グランプリ。webを使う新しいスタイルのアーティストとして注目され、ホンマタカシやスソアキコと共同制作。 映像コンテンツ制作事業所「動画まわり」代表。


    相原信洋

    アニメーション作家。スタジオ・ゼロで商業アニメーションの制作に関わった後、1965年から個人制作を開始。流麗な線画で多くの傑作を発表する一方、『STONE』(1975)では、野外に直接アニメーションを描くという快挙を成し遂げた。アヌシー国際アニメーション・フェスティバル、ロカルノ国際映画祭など国内外で200回以上の作品上映。2011年逝去。。


    伊藤高志

    映像作家。「ジェットコースター・ムービー」と呼ばれた16ミリ処女作『SPACY』は、クレルモン=フェラン短編映画祭で映画誕生100年間のベスト100本に選出され、その魅力は現在でも色褪せない。ロッテルダム国際映画祭、オーバーハウゼン国際短編映画祭、香港国際映画祭で大規模回顧展。『最後の天使』(14)でオーバーハウゼン国際短編映画祭文化省賞受賞など世界の第一線で活躍を続ける。あいちトリエンナーレに最新作『三人の女』(16)出品。


    しまおまほ

    漫画家、イラストレーター。『女子高生ゴリコ』で漫画家デビューを果たす。数多くの雑誌に連載するエッセイ、イラストレーションやブログで見られる観察眼が多くの女子の共感を得る。『TOKYO LOOP』でアニメーション作品初制作。


    和田淳

    アニメーション作家。実質的なデビュー作『鼻の日』(05)の、0.3ミリのシャープペンシルによる微細な描線とシュールな展開はアニメーションの大家久里洋二に「天才」と言わしめた。『わからないブタ』(10)がザグレブ、アヌシー、広島、オタワの四大国際アニメーション映画祭にノミネートし、ファントーシュ国際アニメーション映画祭でBest film、『春のしくみ』(10)がベネチア映画祭オリゾンティ部門正式招待、『グレートラビット』(12)がベルリン国際映画祭短編部門で銀熊賞を受賞。


    村田朋泰

    映像作家。美術大学在学中に発表したパペット・アニメーション『睡蓮の人』(00)で鮮烈デビュー、文化庁メディア芸術祭、広島国際アニメーションフェスティバルなど多くの映画祭で受賞。Mr. Children 「HERO」MVで大ブレイク。絵本やオブジェ、インスタレーション、漫画など多彩で活発な表現活動を行なっている。NHK Eテレで2009年より『森のレシオ』が放映中。


    古川タク

    イラストレーター、アニメーション作家。映画前史の玩具、フェナキストスコープの原理を再現した『驚き盤』(75)がアヌシー国際アニメーション映画祭で審査員特別賞を受賞。NHK「みんなのうた」のアニメーションでも広く知られる。2004年紫綬褒章、2012年旭日小綬賞を受章。現在でも旺盛な作家活動は衰えず、作曲家・桜井順とのコラボレーション・シリーズ「ヒトコト劇場」をYouTubeで展開している。


    久里洋二

    戦後間もなく絵画、イラストレーション、漫画などを精力的に発表しMOMAやパリ市近代美術館で大規模個展を開催した。『人間動物園』(62)がべネチア国際映画祭サンマルコ獅子賞。1964~67年、草月会館で日本初のアニメーション・フェスティバルを主催し、ここから様々なアーティストがデビューした。日本のアート・アニメーションの生みの親。2014年には40年ぶりにNHK「みんなのうた」で作品を手がけた。。


    山村浩二

    アニメーション作家。『頭山』(02)が米アカデミー賞ノミネート、アヌシー国際アニメーション映画祭など6つの映画祭グランプリを受賞。『カフカ 田舎医者』(07)ではオタワ国際アニメーション映画祭グランプリを受賞し、世界で初めて4大アニメーション映画祭すべてでグランプリを受賞した作家となった。現代のインディペンデント・アニメーションの代表作家として日本のみならず世界中からリスペクトされている。最新作『"Parade" de Satie』(16)は、アヌシー国際アニメーション映画祭、広島国際アニメーション映画祭のコンペティションなどで上映。


    岩井俊雄

    メディア・アーティスト。『時間層U』の現代日本美術展大賞受賞後、インタラクティブな作品を多く発表する。坂本龍一とコラボレーションしたライブがアルス・エレクトロニカでグランプリ。TV番組「ウゴウゴルーガ」、ニンテンドーDSで作動するアート作品「エレクトロ・プランクトン」、楽器型デバイス「TENORI-ON」、三鷹の森ジブリ美術館での映像展示など活動は広範囲にわたる。絵本作家としても活躍し、ベストセラー「100かいだてのいえ」(08)、「ゆびさきちゃんのだいぼうけん」(16)など。