クリティカル・ライティング講座  “映画の見方”を考える(第2期)

2018年11月21日(水)〜1月23日(水)毎週水曜日開講<12/26、1/2を除く8日間>

時間:19:00〜21:30

受講費:24,000円(税込)

定員:40名


映画について書く。映画について書くことを通して、より深く映画を知り、その結果映画に新しい読みが生まれ、映画に新たな価値が生まれる。
このような理想的な映画と書き手の関係を念頭に、本講座は、映画/映像についてそれぞれの立場で独自の視点を持つ“映画を観るプロ”たちの講義を通して、受講者が自身の視点を醸成し、文章の表現力を育むことを目的とした、クリティカル(批評的)なライティング(叙述)についての講座。批評分野の第一線において現役で活躍する講師たちの声を聞く、他には無い貴重なチャンスでもある。

また、講座では受講者と講師、また受講者同士のディスカッションを重視し、直接のコミュニケーションを通じて、書くことのインスピレーションを高める。こうしたプロセスの中から、批評の場のプラットフォームが形成される可能性を本講座では模索する。

講師
恩田泰子(読売新聞記者)
村山匡一郎(映像研究者)
市川篤(映画宣伝プロデューサー)
小原篤(朝日新聞記者)
近藤健一(森美術館キュレーター)
矢田部吉彦(東京国際映画祭プログラミングディレクター)
三木和史(映画プロデューサー)
想田和弘(映画作家)

特別先行講座
11/7(水)19:00〜21:30  想田和弘「ドキュメンタリーを批評する」
受講料:3,000円(定員40名、申し込み先着順。下記フォームよりお申し込みください。連続講座を申し込まれた方は無料)
→特別先行講座申し込みフォーム
※受講料は当日お支払いください。お支払いは現金のみとさせていただきます。

講座スケジュール
11/21(水)19:00〜21:30  「新聞記者の映画の見方」 恩田泰子
11/28(水)19:00〜21:30   「映画批評とは何か?」 村山匡一郎
12/5(水)19:00〜21:30   「映画宣伝プロデューサーの映画の見方」 市川篤
12/12(水)19:00〜21:30   「アニメーション批評を考える」 小原篤
12/19(水)19:00〜21:30  「現代美術キュレーションと映画」 近藤健一
1/9(水)19:00〜21:30   「映画祭と映画批評」 矢田部吉彦
1/16(水)19:00〜21:30  「映画プロデューサーの映画の見方」 三木和史
1/23(水)19:00〜21:30   「演習:映画評を書いてみる」 恩田泰子

受講資格
経験の有無、年齢等は問いません。

募集期間
10月12日(金)より開始。定員になり次第締切。

申し込み方法
申込みフォームに必要事項を記入し、送信してください。事務局よりメールで返信いたしますので、そのガイダンスに添って期日までに受講料をお支払い願います。もしくはチラシの受講申込書にご記入の上、受講料とともに事務局までご持参ください。

※直接お申込みの方は午前11時より午後7時30分まで受付しています。
※郵送の場合はお問い合わせの上、現金書留でお送りください。

なお、一度納入された受講料の払い戻しは定員制のため、病気、入院など止むを得ない理由を除き、応じられませんので、あらかじめご了承ください。

講座会場

イメージフォーラム映像研究所(イメージフォーラム・ビル3F「寺山修司」)
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2-10-2 MAP

TEL: 03-5766-0116/ FAX: 03-5466-0054
JR渋谷駅東口より徒歩8分、地下鉄表参道駅B1出口より徒歩8分

 

講師プロフィール

恩田泰子:読売新聞文化部映画記者。1999年より文化部。現在は、批評をはじめ、映画関連の記事を書く。東京をはじめ、カンヌ、ベネチアなど国際映画祭も多く取材。ダルデンヌ兄弟、タル・ベーラ、ワン・ビンなど世界的映画作家のインタビューも多く行う。

村山匡一郎:映像研究者。ドキュメンタリー映画、アジア映画、フランス映画、実験映画など専門とする分野は幅広く、旺盛な執筆活動を行う。主な訳書・共著・編著に、ジョルジュ・サドゥール著「世界映画全史」(国書刊行会・全12巻)、「映画は世界を記録する ドキュメンタリー再考」(森話社)、「ひきずる映画 ポスト・カタストロフ時代の想像力」(フィルムアート社)など。イメージフォーラム映像研究所専任講師。

市川篤:映画宣伝プロデューサー。1980年代半ばよりミニシアター作品の宣伝を中心に今も活躍する宣伝マン。ゴダール、ジャック・リヴェット、スコリモフスキ、ロバート・アルトマン、ソダーバーグ、是枝裕和、阪本順治など作家主義的なものからインド映画、アニメまで様々な作品を手がける。

小原篤:朝日新聞記者。1991年朝日新聞入社。文化くらし報道部でアニメや漫画を担当。2007年から朝日新聞デジタルでコラム「小原篤のアニマゲ丼」を連載中。著書に「1面トップはロボットアニメ 小原篤のアニマゲ丼」(日本評論社)。

近藤健一:森美術館キュレーター。森美術館での展示に、小泉明朗(09)、山城知佳子(12)、ビル・ヴィオラやゴードン・マッタ=クラークの映像上映プログラム(15)、ビデオひろば展(16)。共同企画に「アラブ・エクスプレス展」(12)、「アンディ・ウォーホル展」(14)、「カタストロフと美術のちから展」(18)など。2014-2015年にはベルリン、ハンブルガー・バーンホフ現代美術館にて客員研究員を務める。

矢田部吉彦:東京国際映画祭プログラミングディレクター。1966年フランス生まれ。銀行勤務、英仏駐在・留学を経て映画業界へ転職。映画配給・宣伝を手がける一方、ドキュメンタリー映画のプロデュースなどに携わる。2002年から東京国際映画祭にスタッフとして参加。2004年から現在まで上映作品選定を担当している。2007年よりコンペティションのディレクターに就任。

三木和史:映画プロデューサー。CMプランナー、コピーライター、テレビ番組プロデューサーを経て20年前に映画・ビデオ映画製作に参入。その間約50本の作品をプロデュース。近作は、2019年春公開『初恋 お父さんチビがいなくなりました』(監督:小林聖太郎、出演:倍賞千恵子・藤竜也)。主な作品に『パコダテ人』(監督:前田哲、出演:宮崎あおい・大泉洋)、『村の写真集』(監督:三原光尋、出演:藤竜也・原田知世)、『恋妻家宮本』(監督:遊川和彦、出演:阿部寛・天海祐希)など。

想田和弘:映画作家。1970年生まれ。93年からニューヨーク在住。台本やナレーション、BGM等を排した、自ら「観察映画」と呼ぶドキュメンタリーの方法を提唱・実践。監督作品に『選挙』(07)、『精神』(08)、『Peace』(10)、『演劇1』(12)、『演劇2』(12)、『牡蠣工場』(15)、『港町』(18)、『ザ・ビッグハウス』(18)があり、国際映画祭などで受賞多数。「なぜ僕はドキュメンタリーを撮るのか」(講談社現代新書)など著書も多数。