スペインの気鋭作家による日本初個展

数々の国際映画祭、現代芸術美術館等で作品が上映されているスペインの映像作家、ホルヘ＝スアレス・キニョネス・リバスの日本初個展。昨年のロッテルダム国際映画祭で話題となった、「心中天網島」からインスパイアされた『Amijima』ほか、4作品を上映。作家トークあり。

　

上映作品　4作品 87分

Face(s)／顔
  HD Video, b&w + color, 2015, 13min.
壊滅した街で人と自然は再び理解し合うことが出来るのだろうか。


The Eternal Virgin／永遠の処女
  35mm to HD Video, b&w + color, 2017, 15min.
一人の女が誰もいない家の中をさ迷う。時間と空間を超えるフィクションの世界。


Amijima／網島
  HD Video, b&w, 2016, 55min.
「最期は同じ時ながら、捨身の品も所も替て」
   心中天網島 （人形浄瑠璃）− 近松門左衛門


Aoi／あおい
  Super-8, color, 2018, 3min.
「天も地も清らかに、心の中も外も」
   葵上 （能楽）− 世阿弥

ホルヘ＝スアレス・キニョネス・リバス
Jorge Suárez-Quiñones Rivas

1992年生まれ。マドリードに拠点を置く映画監督。数々の国際映画祭（Rotterdam、Filmadrid、Now&After、Alcine 他）、現代芸術美術館および文化施設（スペインのヴェネツィア・ビエンナーレ・パビリオン2018、CA2M Madrid、EightySix Art Institute Copenhagen、Artplay Design Center Moscow、MUSAC、CGAC 他）、世界中のオンライン・アート・ビデオ・ライブラリー（IFFR Unleashed、Rencontres Internationales Paris、MUBI’s Notebook、Filmscalpel）等で作品が上映されている。MasterLAV（マドリード）で現代映画製作を学ぶ。マドリード工科大学建築学部（ETSAM）卒。東京大学および同済大学（上海）留学。