イントロダクション
架空の人物や出来事をドキュメンタリー風に撮影・演出した映画・事実と虚構が混在した映画上映に特化した映像芸術祭。
作品の上映と作家トークショーを通し、「フェイクドキュメンタリー表現」の可能性を探ります。
作品紹介
YARASE(やらせ)〜フェイクニュースの見破り方〜 監督:大川晃弘 / 40分 / 2018
結婚詐欺を追う情報番組クルーたちの、情熱、涙、復讐の物語。テレビ番組に"インパクト!"を求め、ヤラセも厭わないディレクター・万破岩男。エスカレートする万破のヤラセに、部下たちは遂に立ち上がる。最後に勝つのはインパクトか!? それとも正義か!?
大川晃弘:埼玉県出身。映像クリエイター。第1作『YARASE〜フェイクニュースの見破り方〜』(18)は東京ドキュメンタリー映画祭短編コンペティションなどに入選。最新作は短編『坂の途中』(2025)(第13回八王子ShortFilm映画祭一般部門入選)。
花に喩える 監督:三木はるか / 17分 / 2023
作家自身が、両親、同僚、旧友、恋人に、作家自身のことを(無理矢理?)語らせる。"彼らの言葉"と"彼らを映した映像"は、40代が近くなる作家の半生に輪郭を与えていく。戻らない時間や失ったもの抱えて生きていく――。そんな自分に宛てた花束。そして果たされる野望。
三木はるか:群馬県桐生市生まれ。大学で映画の脚本を勉強したのち映像研究所で実験映画を学ぶ。学習塾で国語教師をしながらセルフ・ドキュメンタリー形式の極私的実験映画を作る。春は蝋梅・水仙・ミモザなど黄色い花が愉しい。
私はUFOに乗った 監督:比嘉光太郎 / 29分 / 2025
家族と離縁し、雑然とした部屋で暮らす保育士の工藤美咲さんは「UFOで月に行ったことがある」と語る。
工藤さんは、近くUFOがやって来ることを予言。
何が工藤さんを"UFO体験"に導いたのか? そして我々は、工藤さんと共に、UFOを目撃することができるのか?
比嘉光太郎:沖縄出身宗教2世のUFO研究家。霊的前衛サークル・未確認の会主宰。日本全国からUFO体験談を取材し、「月刊ムー」のWEB版にたまに寄稿。テレビ東京の「TXQ FICTION / UFO山」にてUFO監修・出演。
私のお詫びの物語 監督:吉田泉 / 15分 / 2025
「人生を振り返って、謝りたい人はいる?」
友人たちに、その問いを投げかける監督。彼らの多くも、監督自身も、伝えられなかった想いを抱えて生きている。
このままではいけない――。監督はカメラを持って、どうしても謝りたい人に会いに行く。
吉田泉:絵画、音楽を制作。2020年からはそれらを融合させた映像も制作。アーティストユニット「楽園company」主宰。「midsummer cafe夏至茶屋」を友人と立ち上げ、イベントなども主催。



