アニメーション、ドキュメンタリー、エッセイフィルム…、前年度の卒業制作の発展型や新作など、多彩な映像表現にチャレンジするイメージフォーラム映像研究所2026年度専科生による作品上映。
※専科→イメージフォーラム映像研究所を1年間履修した受講生を対象とするコースです。
上映プログラム
Unmistakable Reflection つもりまいこ / 3分 / 2026
映像制作を始めた頃の最初の作品は時間をテーマにしたものでした。3年経った今また新たに撮り直してみようと思いました。りんごの皮に映し出される紛れもない時間。
X君・Pちゃん ユラユラ人類学 / 2分 / 2026
2xxx.7.xx X君とPちゃんはふしぎな友達。
ジャンクションに住むカメレオン 宇都宮里梨子 / 1分 / 2026
ジャンクションに住む一匹のカメレオン。街路灯とともに背中を光らせ、しっぽを揺らしながら、走る車を見守っています。夜空に浮かぶ月は、遠い故郷・マダガスカルで見上げていた月と変わりません。都会の片隅で、カメレオンは今日ものんびりと暮らしています。
君死に給うことなかれーVOICES 廣瀬洋子 / 10分 / 2026
本作は、昨年度の専科卒業研究として制作した作品の改訂版です。世界各地から寄せられた、大切な人よ、「どうか死なないで」と言う声。文化や言語が違っても、一人ひとりの思いが重なり合い、観る人の心へ静かに届くことを願っています。どのような映像や言葉が、その願いを最も深く伝えられるのか。今もなお試行錯誤を続けています。
FUNERAL 青戸健司 / 20分 / 2026
風が停止した街で暮らす一人の男性、その記録映像。指示されるがままに発煙筒を処分したり赤い風船を宙に浮かべ、奇妙な仕事を淡々とこなしつつ日々を過ごしている。風が無くなったとき、夢の海洋横断橋は建設が中止され、この街を象徴していたエネルギー塔は切断された...らしい。
Paper Planes Yongha James Hwang (ヨンハ・ジェームズ・ファン) / 13分 / 2026
日本語学校の卒業式を前に、ミャンマーの友人たちと私は公園で時間を過ごすことにする。内戦によって故郷を離れた彼らは、皆が眠る明け方に労働を続けながら、異国の地で生活を続けている。学習プリントで紙飛行機を折って飛ばし、私は彼らとともに過ごした繰り返される風景を日記のように映像に残す。
幽霊の赤いバラ 松井ゆきの / 21分 / 2026
常に意味に追われ視線に晒されつづける不眠症的な毎日では夢をみられない。作者はカチンコを鳴らし、生まれ故郷で赤いバラを取り戻す映画を撮ると宣言する。2026年1月1日〜2月7日、夜の新宿を舞台に「私」をめぐり―逸脱や漂流―。カメラを介したアクションから「私」を浮かびあげる5つの断章、夢。
Daily Street 渡辺万由 / 5分 / 2026
街で出会ったスケーターたちの記録。同じ街を、彼らはまったく違う速度、視点、用途で経験している。彼らを追ううちに、見慣れていたはずの街が少しずつ違う形をとりはじめる。
Fickle Brush 気まぐれブラシ Kopolca / 2分 / 2026
できるだけたくさん即興的に紙に直接描くことで、面白くなることを目指します。
Mrs.セミと眠い街 煖エ駿 / 10分 / 2026
一体、いつからだろう。単調な、いきかえりの日々を送るようになったのは。その、隙間、隙間から覗かれる、のっぺらぼうのようなわたしの顔。亡霊じみた街々。肉体とは蛹だろうか? わたしは耐えられない。うかうかしていると、しんでしまう。生きている間に、殻を破る。解き放つ。映画だ。毎秒24コマの明日への記憶。壮大な精神修養の最中、わたしは彼女と出会った。
鳥は島では 吉川日奈子 / 25分 / 2026
一枚の絵をめぐり交差する、認識の断片を見つめたショートドキュメンタリー。
露呈 祐 / 5分 / 2026
設定や構図の異なる写真を連続させるとき、肉眼で見た水面とは異なる動きに出会う。はっきりとしたもの、曖昧なもの、とても判別できないもの。カメラという機械製品を通すとき、私たちは被写体の何を見つめ、捉えた気になっているのだろうか。
今、あしたって言っちゃった 藤井アンナ / 23分 / 2026
夜の渋谷で酔っ払いに絡まれていた私を助けてくれた同い年の青年「たっくん」。それから半年後、私の映像作品のために、彼の住む吉祥寺の街を一緒に散歩してくれと頼んでみた。カメラはたっくんに託して撮影する。テーマは「明日」という言葉を使わずに明日を描くこと。












