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No.982 <ラボ・ラバラバ>
インドネシア映画の秘宝発掘
2015 10/17 Sat

    当日受付

  • 入場料:一般700円 会員500円

  • ※作品上映終了後、リスキー・ラズアルディ氏のトークを行ないます
  • ※英語字幕付き(日本語字幕無し)
  • ※上映8作品58分+トーク約30分の予定です

タイムテーブル

日付 10/17
17:00


  • ラボ・ラバラバ

    ラボ・ラバラバ

  • 活力

    活力

  • 不可避的劣化

    不可避的劣化

  • マメジカと火事

    マメジカと火事



インドネシア国立映画製作所(PFN)は、オランダ植民地時代に設立され、日本統治下に大日本帝国の国策映画を製作していた「日本映画社」を前身とし、インドネシア独立後はニュース映画やスカルノ体制のプロパガンダ映画を製作していた。インドネシア国内政治における体制転換と、フィルムからデジタルへの移行によって、近年そのフィルム現像所やフィルム倉庫は打ち捨てられた状態になっていた。そのような状況を偶然知ったエドウィン(『動物園からのポストカード』、『空を飛ぶ盲目のブタ』)とその仲間の映像作家たちは、2014年PFNと交渉してその現像所を若いアーティストたちの活動の場所として利用する許可を得て、自主運営フィルムラボ「ラボ・ラバラバ」を立ち上げた。彼らはフィルム倉庫に放置されたかつての国策映画のフィルム断片や現像用の機器を利用して作品を制作し、世界各地の映画祭や美術展で作品を発表して注目を集めている。ラボ・ラバラバの活動は、60年以上にわたって存在しているPFNプリントの修復・保全、フィルム・メディアの技術研究、インドネシアの国策映画及び大衆映画の歴史的検証など多岐にわたる。ラボの中心メンバーであるリスキー・ラズアルディがラボで制作された作品の上映を紹介しつつ、ラボの活動の概要について解説を行なう。映画の知られざる歴史がここに蘇る!

チラシPDF
チラシPDFはこちら

上映プログラム

活力 アングン・プリアンボド デジタル/30分/2015
不可避的劣化 アリ・ディナ・クリスティアワン デジタル/2分/2015
記憶の発掘 ルスファン・ヌル・ロフマン 16ミリ/2分/2015
マメジカと火事 ルディ・ハトゥメナ デジタル+16ミリ/7分/2015
光りあれ トゥンパル・タンプボロン デジタル/1分/2015
偽-民主主義祝賀 フランシス 16ミリ/1分/2015
セックスビルズLLL ゼ・セックスビルズ デジタル/13分/2015
対峙Ⅱ Youngrrr 16ミリダブルプロジェクション/2分/2015


    会場

  • イメージフォーラム3F「寺山修司」
    東京都渋谷区渋谷2-10-2
    TEL. 03-5766-0116

    主催

  • ラボ・ラバラバ、イメージフォーラム logo