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2006/2/5,12,19

戦争とプロパガンダ
サン・ピエトロの戦い●ジョン・ヒューストン監督が見たイタリア戦線の過酷な実態。ヒューストンが陸軍通信隊のために作った二本目の作品。1944年に製作を完了していたにもかかわらず、様々な事情で1945年の戦争終結1ヶ月前まで公開が見送られた。
戦場のカメラマン●英国政府広報の制作。戦争カメラマンへの賛辞。レン・ライは映像の一例を示しながら、彼等の苦悩と業績をとりあげる。
戦争とスポーツ●「戦いには勝たねばならない。そのため戦時スポーツの目的は、当然国防的目的に統一されねばならない。この理念こそ独逸国防スポーツにかくも目覚ましい成果をもたらしたのだ。ここには若人の感激が裏付けられている。」国防体育のあり方を描いた独逸国防省のプロパガンダ映画。日本語版。
我らの兵器・戦車●「轟々、地軸を揺がせて敵陣に猛進する近代戦の花形荒獅子・・戦車! 工員の栄誉の緊張裡に続々製作せられ行くその威容。近代兵器への正しい知識を得て、国の護りに対する信頼を一段と深くする。」陸軍省報道部後援、陸軍兵器本部指導により大宅壮一が製作した「我らの兵器」シリーズの一篇。
意志の勝利●1934年のニュルンベルクでのナチス党大会の記録映画。当時32歳だったレ二・リーフェンシュタールのもとにアドルフ・ヒトラーから直接依頼があったという。16人の一流カメラマンを含む120人の技術者、30台のカメラと22台の自動車が割り当てられ、空前の規模で製作された。

戦場のカメラマン
戦場のカメラマン
<受付>
当日900円/会員600円/2回券1500円

<上映作品>
●プログラムA: 兵器としての映画
サン・ピエトロの戦い
ジョン・ヒューストン/32分/16ミリ版/アメリカ/1945
戦場のカメラマン
レン・ライ/17分16ミリ(ビデオ版)/イギリス/1943
戦争とスポーツ
ハンス・ウィルヘルム/30分/16ミリ版/ドイツ/1942
我らの兵器・戦車
安積幸二/15分/16ミリ版/日本/1941

●プログラムB: ナチスの信念
意志の勝利
レニ・リーフェンシュタール/120分/16ミリ版/ドイツ/1935