国内外の映像アート作品の上映、レクチャーを定期開催。古典的名作 から、最新の実験映画まで

back next
NO.914 MITATE -resemble-
第61回ロカルノ国際映画祭凱旋上映
9/28(日)10/4(土)5(日)

第61回ロカルノ国際映画祭に招待された新作アニメーション特集プログラム。「見立て (あるものを、それと似た別のもので示すこと) 」の趣向を存分に発揮した9つの幻影
※ライブサウンド上映決定!
 作家が自作のサウンドを特別に演奏します。プライベートでアコースティックな空間をお楽しみに。
9/28 大須賀政裕(ギター)  10/5 外山光男(鉄琴、ピアニカ、オルゴール)、大須賀政裕(ギター)

    タイムテーブル

    日付 2:00 4:00
    9/28
    10/5



      受付

    • 当日700円 会員 500円

  • 家族デッキ

    家族デッキ
  • MY COPERNICUS

    MY COPERNICUS
  • ZAP CAT

    ZAP CAT
  • チェーンソー・メイド

    チェーンソー・メイド
  • CHIRICO

    CHIRICO
  • 海の映画

    海の映画
  • ragged film 01-03

    ragged film 01-03
  • lololol イドラ

    lololol イドラ
  • in the forest of shadows

    in the forest of shadows

2008年8月6日から16日にスイス・ロカルノで開催された「第61回ロカル丿国際映画祭」において、今年もイメージフォーラムがプログラムしたアニメーション作品集が上映された。上映された部門はPLAY FORWARDというメディアアート系の先端映像の部門である。2006年には『TOKYO LOOP』が、2007年には短編アニメーションが上映された。

ロカルノ国際映画祭

今回はプログラムタイトルをMITATE 徨esemble-とした。日本語の「見立て」という言葉には、選び定めること、判断することというdirectionの要素と、似せる、まねるというsimulationの要素がある。それらが合わさって、「あるものを、それと似た別のもので示すこと」を見立てと呼んでいる。取り込み、加工、コピー、ペーストを駆使する昨今のデジタル映像において、作家のスキルやセンスが「見立て」という切り口で顕になるのではないかと考えた。 日本の、個人制作による実験アニメーション映像の特異な感覚。精巧なパペットアニメーション、肖像画や撮影済みフィルムからの借景、影絵の森や、描線の海(水平線)の夢想、借り物を組み合わせて幻影を作り出す9つのアプローチを紹介した。(澤隆志)



プロプラム

家族デッキ 村田朋泰/ビデオ/14分/2007
MY COPERNICUS 外山光男/ビデオ/5分/2007
ZAP CAT  相原信洋/16ミリ/4分/2008
チェーンソー・メイド 長尾武奈/ビデオ/7分/2007
CHIRICO  田名網敬一+相原信洋/16ミリ/6分/2008
海の映画  石田尚志/ビデオ/12分/2007
ragged film 01-03 島田量平/ビデオ/15分/2008
lololol イドラ 大須賀政裕/ビデオ/4分/2007
in the forest of shadows 五島一浩/ビデオ/9分/2008


作品コメント

家族デッキ
下町で床屋を営む両親と、変身ヒーローに憧れるお姉ちゃん、空想科学好きの弟の4人家族と、4人を影ながら見守る七福神の物語。家族の何気ない日常と、少し不思議な体験が描かれる。台詞や言葉を使わずに、人形の身振り、光、音、セットによって語られる村田朋泰独特の立体アニメーションに、遊び心のある平面アニメーションを組み合わせ、村田にとって新しい試みとなった。家族の暖かみがありながら、哀愁も感じさせる作品。(村田朋泰)

MY COPERNICUS
天道説と地動説、そんな科学的な考えを図画工作と、機構で表現しました。(外山光男)

ZAP CAT
記憶やイメージは移ろいやすく、常にバランスを失った存在である。映像化することで、はじめて視る風景が現れるが、それもつかの間、その風景もまた、やがてバランスを失って消えていく。(相原信洋)

チェーンソー・メイド
ご主人様と少女を守るため、メイドさんがチェーンソーでゾンビ軍団に立ち向かう!ポップな色彩の中で展開する衝撃の人体破壊内臓グチャドロのウルトラ・スプラッター・ゴア・クレイアニメ!(長尾武奈)

CHIRICO
キリコの絵を見ていると、連続した映像のある一瞬を抜きだし、それ を静止画として描いたような作品がある。まるで舞台装置みたいな 無人の都市も、次におこるであろうドラマが想像でき、いつまでも飽きることがない。光が強烈に照らされた都市、輪廻しする少女のシルエットだけが描かれた代表作『通りの神秘と憂鬱』はアニメーションの1コマにも見え、次の場面がどうなるのか、動かしてみたい衝動に駆られる。(田名網敬一+相原信洋)

海の映画
映写機によって映し出された白黒の海と、そのスクリーンから溢れる 青い絵の具。波のように反復されるイメージに、「無音」「モーリス・ラヴェルの水に関する3つの曲」「声と水の速度変換によって表現され た映写機の音」といった異質な音楽が並走する。尚、この作品は横浜 美術館AIMYプロジェクトとして4ヶ月の公開制作によって作られたもので、3面スクリーンによるインスタレーション「海の壁」と対をなす シングルチャンネル版である。(石田尚志)

ragged film 01-03
私が撮影したフィルムや、人の不用なフィルムをコラージュして制作した作品です。様々な風景が現れては消えていきます。意図もなくコラージュした映像に、何かの意味が現れてきてしまうことが不思議な気持ちです。(島田量平)

lololol イドラ 
窓の外から見えるもの。
水。草。虫。風車。鉄塔。工場。飛行機。
でも、その窓から見ているものは、
全体のほんの一部分なのかもしれない。
別の窓から見ると違った形に見えるはず。
なんて事よりも、ただ流れる線にのってみたい。
(大須賀政裕)

in the forest of shadows
この作品の「森」は、スクリーンに落ちた植物の影です。光がさえぎられ、見えなくなる事によって増幅される存在感。影を落とす光源は、 そのまま観察者の視点に置き換えられ、その意識をスクリーンに文字通り「投影」します。私たちが物を見、感じる事のメカニズムと不思議さを表現しようと試みました。(五島一浩)



























































  • イメージフォーラムtwitter
  • イメージフォーラムFacebook
  • IFF
  • イメージフォーラム映像研究所
  • >