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No.1018 !8 exclamation-8 2019
2019 4/27 Sat., 4/28 Sun.

      タイムテーブル

    日付 Date 4/27 4/28
    11:00 - 朝市
    12:30 A C
    14:30 B A
    16:30 C B
    18:30 D E

      会場 Venue

    • イメージフォーラム3F「寺山修司」
      東京都渋谷区渋谷2-10-2
      TEL. 03-5766-0116

      Image Forum 3F "Terayama Shuji"
      2-10-2, Shibuya, Shibuya-ku
      TEL. 03-5766-0116

      当日受付 Door

    • 一般1回券700円/会員1回券500円
    • 2回券1200円/3回券1800円
    • 1 program 700 yen (Members 500 yen)
    • 2 programs 1200 yen, 3 programs 1800 yen

    • ※各回上映後に、来場作家のティーチ・インあり

  • チラシ

    チラシ
  • transformation: March 17 - September 3, 2018

    transformation: March 17 - September 3, 2018

  • 朝の夢

    朝の夢

  • 傘はちょっと小さい方がいいかも

    傘はちょっと小さい方がいいかも

  • float things

    float things

  • 傍ら

    傍ら

  • 東京節2020 -This Is Tokyo-

    東京節2020 -This Is Tokyo-

  • 工場夜景2010

    工場夜景2010

  • Window Study #1

    Window Study #1

  • signify

    signify

  • でんでんでん

    でんでんでん

  • 存在

    存在

  • なにでもない

    なにでもない

  • 水のない島

    水のない島

  • ポルト風景

    ポルト風景

  • miniature

    miniature

  • しっぽを掴む

    しっぽを掴む

  • the voids-空隙

    the voids-空隙

  • 光のための8つの習作

    光のための8つの習作

  • 歩くとおりに

    歩くとおりに

  • さあ

    さあ


28名47作品 みんな8ミリ!

粗い粒子に新鮮な美しさを見出し、光と影を愛しむ作家たちの8ミリフィルム新作作品上映「!8 exclamation-8 」 ジャンル違い、色違いな個人映画たちが「まだ懐かしむには早い」と主張する、2019年、今なお現在進行形の8ミリフィルム上映会です。きっとタイトル通りびっくり印の体験となることでしょう!

「Spice films」による上映企画「!8 exclamation-8」は、2009年頃からスタート。その他、現像のワークショップなど、8ミリフィルムでの上映活動を活発にする為、フィルムでの制作から発表をオーガナイズする活動を続けています。

8ミリフィルムでの制作の現場は年々変化を続けています。フィルムの生産中止や価格高騰など、ネガティヴな面が多い中、昨年、スーパー8のカラーリバーサルフィルム復活販売の吉報など、まだまだ出来ると勇気付けられるニュースもありました。
時代の流れ、変化や制限のある中で作り続けるということは、それぞれ作家の個性をより強く浮き彫りにし、フィルムの持つ可能性をより明確に映しだすのではないでしょうか。
今回初めて8ミリフィルムを手にした学生から、何年も新作が待ち望まれた映画作家まで、8ミリという小さいメディアの中でこそ輝く新作上映プログラムに加え、8ミリフィルムに魅入られ制作を続けている作家にスポットを当てた特集プログラム「!Film-makers」 を上映します。

 《Spice films 石川亮 早見紗也佳》

 

上映プログラム

Aプログラム  10作品 54分
新井麻弓「transformation: March 17 - September 3, 2018」  5分
阿部和浩「Layer3」  3分
池添俊「朝の夢」  18分
帯谷有理「傘はちょっと小さい方がいいかも」  5分
太田曜「TIME SPLIT」  5分
島津啓「float things」  4分
松井摩利子「傍ら」  3分
ムラカミロキ「東京節2020 -This Is Tokyo-」  4分
成田正延「工場夜景2010」  4分
許岑竹「Window Study #1 窗戶調査報告#1」  3分


Bプログラム  9作品 44分
石川亮「signify」  5分
後藤貴志「でんでんでん」  5分
鈴木重淳「存在」  3分
鈴木晃二「なにでもない」  5分
斎藤英理「水のない島」  8分
ライオンズ・マイケル「ポルト風景」  6分
NAGAO「ネガティブ」  3分
※チラシに記載のありました、摺河里紗作品「ひかる」、Murakami chiho作品「八 百」は都合により作品が下記の通り変更となりました。 斎藤英理「ゆれる: 夢遊する身体」  4分
鈴木晃二「空」  5分


Cプログラム  9作品 55分
川口肇「miniature」  5分
早見紗也佳「しっぽを掴む」  5分
深田隆之「the voids-空隙」  5分
長尾美穂「光のための8つの習作」  2分
日景明夫「歩くとおりに」  6分
二木渉「翠」  4分
吉川諒「抵抗の跡」  15分
マディ折原「さあ」  3分
宮川真一「ホームムービーの彼方」  10分


Dプログラム  4作品 86分
!Film-makers vol.1
《2019年の8ミリ映画入門 宮川真一特集》
イメージフォーラム・フェスティバル2013大賞作家であり、8ミリフィルムというフォーマットをもってその時代を表現し続け、常に未来に向かって大胆に踏み出す作品を発表している、宮川真一を特集します。
上映後は宮川真一と映像作家 芹沢洋一郎による、トーク・イベントを開催。

「ほどける」  18分/1998
「君の1秒は僕が決める」  14分/2002/IFF02 奨励賞
「みずうみは人を呑み込む」  44分/2013/デジタル版上映/IFF13 大賞受賞
「さよならは私が覗く」  10分/2018
トークゲスト:芹沢洋一郎(映像作家)


Eプログラム  14作品 53分
!Film-makers vol.2
ライブエイト
-ムラカミロキ&石川亮-《生ライブ上映》
映画制作の他に、弾き語りなど音楽活動を続けているムラカミロキと、のんべんだらりとフィルム作品の上映や展示などの活動を続けている石川亮による、2人のここ10年間に及ぶ過去作品の生演奏付きライブ上映です。

ムラカミロキ
「3分56秒のモラトリアム」  4分 2012
「dan chi gai」  4分 2013 CINE VIS CINEMA2013 入選
「活<断>荘」  5分 2013
「症例A -映画「character」から見る殺人者への考察- 」  6分 2014
「8milli-on」  3分 2017
「GREY HOUR」  3分 2018
「たぬきやという店」  3分 2018

石川亮
「on the shore」  3分 2011
「Radetzky」  3分 2011
「Undercurrent」  4分 2011 IFF2012ノミネート EXIS2015 上映
「Drift」  4分  2012
「GLOW」  4分 2013
「春光呪詛」  4分 2016
「夜道に坐る」  3分 2018

全て8ミリフィルム作品
A,B,Cプログラムは2019年制作作品
各プログラム上映後に出品作家によるティーチ・インを開催



展示

門脇健路「8ミリふりかけ」



!フィルム機材朝市

4月28日(日)11:00〜12:15
8ミリフィルムの機材は現在では製造はされていません。
中古でも、現役で使える機材と出会う事が大切です。
ねじり鉢巻きの店主から、どんな撮影ができるのか、機材を手に取り、 アドバイスを受けながら、これからの相棒をさがしてみませんか?
※朝市の参加には上映プログラムの半券が必要となります。



作者による解説/略歴

transformation: March 17 - September 3, 2018  5分/スーパー8
私は、最も原始的で驚異的な創造行為を「トランスフォーメーション」だと考える。異なる主体の関係性から編まれた文脈は、トランスフォーメーションという過程を経ることで飛躍し、新たな意味が生成される。創造とは、万人が望む活動の1つだ。私は、他の芸術家のみならず様々な土地に住む人々と共に、私たちを取り巻くしがらみや幻影すらも、確信犯的にある種の「ごっこ」の道具にして遊ぶ。
新井麻弓
1988年、ニューヨーク生まれ。現在、東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程在籍中。様々な土地の人々と共に創造活動を行う。2016年より国内外にて16/8mmフィルムで撮影されたホームムービー・アーカイヴを対象に「相互作用によって起こるトランスフォーメーションの機構」に関する調査を開始し、自身でもホームムービー制作活動を行う

朝の夢  18分/スーパー8(トライ-X)
目覚めた時にはあの人はもういないかもしれない--私にとって「母」は、私を育ててくれた祖母でした。その祖母が今、死に向かっています。祖母の話を聞いておかないと絶対に後悔すると思い、昨年夏から祖母の元へ通い、少しずつ声を拾い集めてきました。「明け方に見る夢はあの世からのお告げである」という話を聞いたことがありますが、“あの世”とは一体どのような世界なのでしょうか。この作品は私の「母」である祖母へ捧げます。
池添俊
1988年香川県生まれ大阪育ち。インディーズ映画製作に従事し、フリーランスでデジタル映像を作る傍ら、個人で8mmフィルム映画を作成する。現在、デジタルとフィルムを横断する新たな映画表現を模索中。2018年「愛讃讃」イメージフォーラム・フェスティバル「東アジア・エクスペリメンタル・コンペティション」優秀賞、グラスゴー短編映画祭ビル・ダグラス賞スペシャル・メンション。

傍ら  3分/スーパー8(トライ-X)
帰り道、なんにもしない現実逃避
松井摩利子
日芸卒。現像所で映画フィルム検査の仕事をしていたが、リストラに合い、現在は別の場所でフィルムチェックの仕事に就く。

工場夜景2010  6分/スーパー(エクタクローム7240:VNF)
2010年に撮影した川崎の工場地帯の夜景です。使用カメラはCanon 814XL-S。
成田正延
1965年生まれ。アナログメディア研究の一環で8ミリフィルムで個人映画製作の実践を行っています。廃墟など記録映像的な作品がほとんどです。

傘はちょっと小さい方がいいかも  5分/シングル8(レトロX)
生まれて初めてサイレント映画を作りました。この「音が無い」という前提が全てを変えてしまいました。いうまでもなく、それには現実の時間から解き放たれた撮影が必要でした。何しろ、音を聞かずに撮影するのです。でも、最後までまともにそれに向き合えませんでした。これはその無様な「記録」です。撮影・作:帯谷有理 出演:貝原恭平
帯谷有理
映像作家、弾き語りスト1993年、8mmフィルムで最初の映画『毛髪歌劇』を制作。以降、『厭世フフ』(98)、『サイケデリック・オルガン・パンダ』(03)、『野巫女』(07)、『あなたの侵入者』(18)などを発表。「ヤコブ律」という音律を提唱する作曲家でもある。

Float Things  5分/シングル8(プロビー100D)
カメラが機械的に映し取ってしまう、肉眼では捉えられなかった“もの”が、意味から遊離するプロセスに興味がある。その“もの”たちは自立しながら、空虚な中心の周りを回り続けている。
島津啓
写真家。

Window Study #1 窗戶調査報告#1  3分/スーパー8
自分の窓から外を見て他人の窓を観察することが私の趣味であり、本作は私の趣味の研究レポート#1である。
許岑竹(ス・チェンチュ)
台湾出身。マテリアルとしてのフィルムを愛する実験映画作家。

東京節2020 - This Is Tokyo -  4分/スーパー8(トライ-X)
都市・東京は江戸時代以降、日本の中心地として繁栄し、現在も首都として多くの重要機関が集められている。大正7年にその情景を歌う形で発表され、その後も多くの人に愛され、リメイクされ続けてきた「東京節」の令和時代における最新版。オリンピックにカッパライ、一体この街、何処へ行く。
ムラカミロキ
ライブやらないパンクバンド「テープ・リール・フール」、自主制作映画共同企画「NO波」などに参加。音楽活動とフィルム・デジタルを含めた映像制作を行う。現在は8mmフィルムを使った映像制作とフォークギターを使った弾き語りを中心に活動中。

でんでんでん  5分/スーパー8(トライ-X)
ふと見上げてみると、流れていきました。
後藤貴志
群馬県出身。ENBUゼミナール卒業。新潟で3年間サラリーマンを経験後、再度上京。細々とえいがの周りをうろうろし、現在映画美学校脚本コースに通う。8mmはネットで見つけた8mmFILM小金井街道プロジェクトのWSに参加し覚える。

なにでもない  5分/スーパー8(エクタクローム100D)
心霊写真って写真技術が発明され大衆に広く一般的になる前の人って写らないそうです。そもそも写真に写るって概念が無いですもんね。8mmfilmもそうなのかな?じゃあ現代の8mmやfilmカメラを知らない世代はこの先死後にfilmに映り込む事は無いのかな?って思いました。
  5分/シングル8(R25N)
スクリーンに映える空の青色が好きで、いつも空ばかり撮っていました。 新しい作品を制作するのは4年ぶりですが、今回は光の入らない暗いカートリッジに閉じ込めた色を、空に返そうと思います。
鈴木晃二
2010年より8mmFilmでの映像制作開始。会社員をする傍ら、映像制作したり、舞台等で役者をしたり、小道具制作スタッフしたりしている。自分が何をしている人なのかは、いまいち分かっていない。

存在  3分/スーパー8(トライ-X)
今年の1月2月に8mmフィルム撮影・現像ワークショップで制作した、私自身初めてのフィルム作品です。初めて触れる映像用フィルム。平成という自分の生まれた年号が終わる年。そういった背景があり、カメラを手にしてまず残したいと思ったのが家族と生まれ育った地元でした。
鈴木重淳
1999年生まれ。日本映画大学在学。高校の時に放送部へ入部したのがきっかけで、映像を始める。写真・映像とどちらも撮れるカメラマンになりたく勉強中。

水のない島  8分/Wittner Chrome(100D/200D)、スーパー8(エクタクローム100D)
雨も降っていないのに地面が濡れていたのは、高くそびえ立つ建物にひっついているエアコンからの水が滴っているからだった。その不自然なシミには尖沙咀のネオンがギラギラと反射していた。現地に到着後24時間しないうちに食中毒になって、Wifiの電波のない安宿の退屈な真白い壁をたっぷり1日眺めていただけで気が狂いそうになった。
ゆれる: 夢遊する身体  4分/スーパー8(トライ-X)
わたしたちはどうやって物事を正確に認識しているのか。不安定なものの移り変わりの中、自分の意識があることや見聞きしたものをどうやったら相手に伝えることができるのだろうか。
斎藤英理
1991年生まれ、福島県出身。和光大学表現学部芸術学科卒業。在学中は現代アートについて学び、主に映像を用いたインスタ レーション作品を制作。 https://www.erisaito.info

ポルト風景  6分/スーパー8(トライ-X/エクタクローム100D)
2016年8月、ポルトの光、時間、そして風景。ポルトガル北部の大規模な山火事の間に撮影された、濃い煙がドウロ川の上に不吉に集まった。
マイケル・ライオンズ Michael Lyons
スコットランド生まれ、カナダ育ち、1996年来日。 立命館大学映像学部教授。SIGGRAPH, SIGGRAPH ASIA等 の国際会議で活動。 2001年、NIME「音楽・芸術表現のための新しいインターフェース」を開設。

NEGATIVE  3分/スーパー8(トライ-X)
その女(ひと)の内側には、剥がそうとしても、決して剥がれない、深い悲しみがあることを、ぼくは知っている。だけど、少しでもその悲しみを剥がしてあげたくて、ぼくは、彼女に手を差しのべる。けれど、逆に、そうすることで、その悲しみは色濃くなり、ついには黒い闇となって、彼女を覆いつくしてしまう。
NAGAO
グラフィックアーティスト。東京造形大学にてかわなかのぶひろ氏のもと映画を学ぶ。卒業後は映像から離れ、写真やイラスト、グラフィックデザインを中心とした仕事に携わる。数年前にspice filmsの石川亮氏と出会い、8ミリフィルムによる映像作品制作を再開。映像のほかにも写真作品を制作。2017年に写真集「PHONE EYE」を出版。

Signify  6分/シングル8(R25N)
退色したフィルムは黒を緑にし、空を青くする / 進み過ぎれば白くなり、動かねば暗いまま / しかし後には戻れず、堂々巡りの目くらまし
石川亮
1984年生まれ。フィルムによる映像作品/インスタレーション作品などを制作。 2017年まで東京国立近代美術館フィルムセンター(現:国立映画アーカイブ)技術スタッフとして主に小型映画の検査を担当。2015年には同美術館の8ミリフィルムを使った映像展示 「Re:play1972/2015-「映像表現 ’72」展で8ミリフィルムの複製・現像を担当。 東京を中心に、8ミリフィルム作品上映企画「!8-exclamation8」や、自家現像ワークショップを企画運営している映像作家集団Spice films主宰。

miniature  6分/シングル8(R25N)
現実のミニチュアである映画 / 映画のミニチュアである8ミリ / 微小なアパーチャー / 収斂する微小な光 / 太陽の光 / 緑の中を這い進む巨大な赤子の眼
川口肇
1967年東京生まれ。九州芸術工科大学で映像作品制作を始める。視覚現実の模造である映像、その擬制の側面に着目し、「機械の生理」粒子/ノイズ/映写/時間等を基軸にした作品制作を続けている。

しっぽを掴む  6分/スーパー8(トライ-X)
しっぽを掴みそこねておりまして。たまにキラキラひかる光に眼がくらみまして。ぼんやりもの思いにふけるばかりです。
早見紗也佳
1991年生まれ。2018年金沢美術工芸大学 大学院 絵画専攻修了。絵画と映像の関係性を研究・制作発表を行う中で、主に8ミリフィルムで自家現像による映像作品制作を行う。 「Spice films」のメンバーとして、上映活動・自家現像ワークショップなどの活動に加わる。現在、映画の移動映写会社に勤める。

the voids-空隙  5分/スーパー8(トライ-X)
今は誰も住んでいない祖母の家で、私の記憶へ、祖母の記憶へ潜行していく。
深田隆之
2013年、短篇映画『one morning』が 仙台短篇映画祭、Kisssh-Kissssssh映画祭等に入選。2018年、『ある惑星の散文』が第33回ベルフォール国際映画祭の長編コンペティション部門にてノミネートされる。また、2013年から行われている船内映画上映イベント「海に浮かぶ映画館」の館長でもある。iPhoneを使用した日記映画『私のための風景映画』を日々制作しvimeo上で発表している。

光のための8つの習作  2分/スーパー8(トライ-X)
子供の頃から、何かに光が射している様子を眺めることが好きだった。その光と影の様はただ美しく、これといった意味を持たない。ぼんやり眺めていると私の心は慰められた。何かを作るなら、そういう、意味を持たない美しいものを作りたい。そのための8つの習作。
長尾美穂
福島県生まれ千葉在住の会社員。今年の1,2月に行われた「→8(welcom to 8ミリフィルム撮影・現像ワークショップ」受講生です。

歩くとおりに  6分/スーパー8(トライ-X)
ピクニック。男女で公園に行く。一人でボンゴを練習する男。歩調と叩くタイミングを合わせる。女は寝ている。起きないので、一人でボンゴを叩く。寝ている女の背中や肩を打楽器のように叩く。起きてほしい。「雨だ」と嘘をつく。
日景明夫
1986年生まれ。青森県弘前市出身。千葉大学文学部卒。イメージフォーラム映像研究所35期。 映像編集者、撮影者

さあ  3分/スーパー8
さあ フィルムをカメラに詰めて、曇天の街にでよう。
マディ折原
面白い映像をこしらえるには、なんでもかんでも使いましょうと提案するサイト「マディ折原のfilm club blog」http://www.muddyfilm.net主宰。

  4分/スーパー8(トライ-X)
白黒8ミリフィルムという媒体で不明瞭なものを撮影して、さらにそれを細かくバラバラに切って並べると、8ミリフィルム特有の荒れが「古い」という印象だけでなく「電流」とか「漫画の効果線」にも見えてきます。意図的でなく、偶然についてしまう傷というものに面白みを感じて制作しました。
二木渉
26歳。171cm。彼女いないけど募集はしていません。好きになったらゾッコンになります。
なんかくれる人はすぐ心を許して好きになります。6月に鉄筋の角部屋ワンルーム5万に引っ越します。物件が残っていればの話です。はやく引っ越したいものです。断じてホモじゃないです。